秋のシーバス釣りはやはり大型が狙えるというのがあって、春のバチ抜けで数を釣って秋に大型を狙うというアングラーも多いかと思います。もちろん秋でも数釣り可能で、夏場に釣り辛かった分、期待が高まる季節なんですよねぇ♪( ´θ`)

今年(2022年)は1月から3月まで『流下系ベイトパターン』で大きな潮回り中心に河口へ通ってウェーディングで流れの中のシーバスを狙っていました。
ex: 厳冬期の流下系ベイトパターンを狙う。干潟河口ウェーディングでシーバス攻略1月編
ex: 厳冬期の流下系ベイトパターンを狙う。干潟河口ウェーディングでシーバス攻略2月編_01
ex: 厳冬期の流下系ベイトパターンを狙う。干潟河口ウェーディングでシーバス攻略2月編_02

流下系ベイトの中でもバチが中心だろうと、いわゆるバチ系のルアーでやっていまして、港湾部とは違って川の下げの速い流れの中での釣りに手こずりながら、釣れたり釣れなかったりを繰り返していました。ある日ルアーボックスを丸ごと忘れるという救い難き失敗もありつつ、寒い中楽しんでおりました(≧∀≦)

10月11日大潮満潮17:23@盤洲

で、3月にデイゲームで盤洲に出向いて、「まぁ終わったね」を確認して以来のウェーディング。干潟シーバスフライフィッシャーの松木どんに9月からいつ行くとうるさかったわけですが、この日、途中渋滞に巻き込まれつつも21:45にスタート

この日の武器

やはり夜のこの広大な干潟の解放感はワクワクさせてくれます。

夜の干潟

とにかく真っ直ぐに歩いて行きます。もっともただテキトーに沖に向かって歩いてるのではなく、『地元』の松木どんの釣りの組み立てがあって、この漠然とした広さの中でどこがどうなっていてどう潮が流れるかなどを説明してくれます。これは通い込んで見てやってみて検証の繰り返しの賜物だよなぁ。自分はそれに便乗してるわけで、その説明するところを感じたり確認出来るかどうか。

夜の干潟02

この時期歩いているとじわっと汗をかきます。沖に出て釣りを始めると結構寒いのであらかじめフリースなど着込んでいるからなんだけど、その汗が歩き終えて釣り始めると冷えてくるんで、そのへんの兼ね合いも難しいところです。

しばらくして膝下くらいの水深のところまで来て、水面をトウゴロウイワシが跳ねるようになってとりあえずベイトが居るのがわかってひと安心。さらに進んでいって股下くらいの水深のところでキャスト開始。

風も少し吹いていて、自分なりに潮の流れを見てアップに投げるを繰り返してみたものの、所々で投げた先でルアーが底を擦る感触がある。こうやって地形の変化確認しながらやらないとダメなんですよね…

先行していた松木どんが戻って来て、ここはダメということである方向に向かいながら打っていく。水深は股上くらいのところで、背後20mくらいのところは浅くなってて波音が聞こえる状況。

横に移動しつつ打っていくを繰り返していると、時々ルアーにコツンと何かが当たるようになって来た。どうやらコノシロだったようで、松木どんのフライにガッツリ食って来た。

フライに食いつくコノシロ

やがてコノシロの群れは大きくなって、というか移動しているうちに大きなコノシロの群れに辿り着いて、自分のルアーにもスレ掛かりするようになって来た。

でもシーバスがコノシロの群れに襲いかかる様子もなく…

二人並んで横移動しながらコノシロの群れの中を打っていくけど、お互いなかなかシーバスに出くわすことなく時間が過ぎ、目の前でコノシロが下から突き上げられて水面水飛沫が。こりゃシーバス来たなとキャストするも反応なし。

それでもコノシロの群れは途切れないので、出来るだけ遠くに投げて広範囲に探るようにやっていたら、気が抜けてたところでゴツンとヒットでエラ洗いw

秋らしいトルクのある引きで、やりとりが楽しい〜( ^∀^)

目の前まで寄せて来て、落ち着いたところでネットイン。松木どんに写真撮ってもらって、下に置けないので吊り下げるようにして頭から尾までメジャーをあてて見ると69cm。ルアーはガボッツ90。

2022秋の干潟シーバス01

リリースしてしばらく自分にはアタリなく、ちょっと先の方でやっていた松木どんの挙動がおかしいので近寄ってみると、やりとりしてるw

またコノシロかと思ってたらシーバスだったw とか言いつつハンドランディング。50cm代のシーバスゲットでお互いなんとか秋のシーバスとご対面叶った。

松木どん2022年秋のシーバス

その後、自分は50cm級1本をFeed105mmで、気づけば結構上げに入っていて、後ろの波が打ち上がる音が消えてて所々バレリーナ状態で戻りました(≧∀≦)

10月12日大潮満潮17:50@三番瀬

そして次の日10月12日。秋は忙しいw Mさん、Tさんと21:00三番瀬へ。

9月から三番瀬は青潮に見舞われたり、台風絡みの大雨でこれまた青潮に近い白濁りもあって、あまりいい話は聞こえて来てなかったけど、行ってみないとわからない。

干潟を歩く

こうしてみると盤洲か三番瀬かわからないw 誰もいなさそうだけど実は結構沖には人が居てピカピカが見えます。

潮はどんどん下げているのでどんどん沖に向かって歩いて行きます。潮が膝上くらいになってくると2日連続の身にはかなり来ます(≧∀≦)

股下くらいの水深になったところで、とりあえずキャスト開始。いつも行く牡蠣背の方ではなく、正直よくわからない立ち位置なのであちこち投げてみます。

三番瀬

風は背後から、北か北東の風が吹いてて下げの流れに勢いつけてる感じなので、アップに投げてU字描けるようにやってみる。

先行するお二方も歩きながら打っていてどんどん離されていくけど反応ないみたい。自分も追いつくように少しスピードアップしていくけど途中スリットのようなところもなく、基本平坦な砂地。

で、ここまでのところベイトの気配がほとんどないのが痛い。水面手前を照らしてみても反応して逃げるとかもなく、やや濁った潮を通して砂地が見えるのみ。

そんな状況ですがれるものは潮の流れのみなので、アップに投げてU字を描きながら巻いてくるをルアーローテーションしながら繰り返す。

コモモ125レッドヘッドでフラフラと流していた時にゴツンとヒットでエラ洗い!

気を抜いていたのでビックリしたけど、バレないようにとにかく巻いて巻いて寄せて来てネットイン。見た目50cm級のシーバス。

20221012三番瀬シーバス01

自分はそれっきりアタリもなく時間が過ぎまして、ちょっと離れたTさんからバレた〜の声がっ。残念。

Mさんはかなり広範囲に探っておられましたが、数回アタリがあったけど乗らなかったとのことで、なかなか厳しい展開でした。

あれから1週間が経って今はどうなんだろうか。

コノシロを中心としたベイトが接岸してくれれば、つられてシーバスも入ってくるはずで、そうなれば念願の干潟シーバス本番を迎えるのではないだろうか。

これからの展開を楽しみに、がんばって時間作って近場のオカッパリも含めて通えたらと思う。

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●使用ルアー:ガボッツ90、エスフォー90、モルモ80、エリ10、コモモ125、Feed105など
●ロッド:APIA Foojin’ AD Cross Impact 72ML
●リール:SHIMANO TP 2500S
●ライン:SHIMANO PIT BULL 4X 0.8号
●リーダー:Seaguar FLUORO Shock Leader 14lb 70cm

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