SUP始めました。
「冷やし中華始めました」みたいだけど、念願のSUPを購入。2016年10月23日にSUP師匠Daiさんとそのお仲間のお2人にMySUP初浮き!? にお付き合いいただいたというか、参加させていただきました。
僕の購入したSUPはこれ。
STARBOARD ASTRO WHOPPER 10'0"x35" ZEN
https://starboard-japan.com/sup/
長さ:10ft(304.8cm)、幅:35inch(88.9cm)、重さ:11kg…といったスペックです。初心者には安定感のあるタイプであることと、幅が35インチと広めなのは、今後シーバス釣りにも利用して行きたいということでスピードよりも安定重視で、むしろこちらがメイン!? のため、これに決めました。(早速、ロッドを携えての出航でしたw)
ということで当日朝9:00に集まり、各々まずはSUPに空気を入れるところから。SUPはサーフィンボード同様、ウッド製のすでにその形に出来ているものがありますが、いかんせん狭い我が家、そんなデカいものを置いておく場所もないので、インフレータブルというコンパクトにまとまっていて、使う時に浮き輪のように空気を入れるタイプのものがありまして皆、このタイプのようです。
まぁ、それでも仕舞寸法このくらいのボリュームですが…。なんとなくわかるでしょうか!? コロコロ(小さなタイヤ)も付いていて引っ張れるし、リュックのように背負うことも出来ます(11kgありますが)。
空気を入れ終わったところでやや疲労気味(苦笑)。今の手動式空気入れ、基本のカタチは変わっていないのですが、押しても引いても空気が入れられるモードが用意されていました。普段気にしてなかった世界というのは、どんどん進化しているようです…。
そしてなんとか沈せず漕ぎ出せた。ロッドはDaiさんにちょっと持ってもらった。
こうして立てていますが(オレンジ色の奴)、最初は膝を着いて浮かんでみて、恐る恐る立ち上がるわけですが、その時ガクガクと膝が震えます(笑) たぶんここが最初の関門。なんとなくタモリの生まれたての鹿を思い出す…。
とりあえずなんとか前の3人に付いて行きますが、やはり思ったようにスピードが出ないっス(泣)パドルはカヌーのように両サイドに付いてないので、片側だけで漕いでるとやがて反対方向へ曲がって進んで行くので、右側2回漕いだら今度は反対側で2回漕ぐってやったら理屈ではまっすぐに進むのではないか? と思うわけですが思うようにいかない…。なんか漕ぎ方がおかしいんだろな。変なクセがついてしまわない内に修正したいけど、結局この日、最後までそのコツが掴めずでした。
で、遅いくせに橋の下でシーバス狙ってみる(笑)しゃがめば安定してキャストしやすい。陸っぱりからは狙えないところに直接打てるってのは、SUPシーバッシングの強み。だけどこの日は追っては来るけど喰わせられず…日中の釣りはこうしたことも見えるので、SUPシーバッシングの楽しさを模索して行きたいなと。
平久運河を南下していると、カヌーの方々と遭遇。みんなそれぞれ運河散歩を楽しんでいるようで、いい光景でした。しかしカヌーのスピードは速い。
潮見公園前まで来ました。ここの5叉路はボートやらジェットスキーやら、休日は特によくカッ飛んで行くところ。注意して渡り切ってしまいたいところなので、4人まとまって渡った方が他のボートなどにも迷惑が掛からないのだけど、やはりオレが遅れる…(>:<) それでも近くを航行するボートは早くに我々に気がついて速度を落とし、ゆっくりと通って行ってくれました。
辰巳橋を過ぎたあたりでまたカヌーの方々と遭遇。カヌーの場合、目線が極めて水面に近くてまた見える風景も違って見えるんだろな。
やがて辰巳の桜橋へ。橋の下をくぐるとき先頭を行くDai船長は、橋の上からよく声を掛けられてましたね。まぁ、まだまだ珍しい光景だろうし、あんなんで大丈夫なのか!? ということなんぢゃないかと。
辰巳水門ををくぐり抜けると、池のようになっているところでひと休み。こんなに陸と海の境目が整備されてて、とても安全な状態なんだけど、この場所はずっと陸からは立入禁止なのだ。まぁ海からもなんだろけど…w
ぐるっと陸に囲まれた状態なので船の引き波が立つ以外はとても穏やかな状態なので、本当の意味での親水広場として開放するにはもってこいの場所だと、誰もが思うところですね。何らかの計画が進んでいるようなので期待しておきましょう。
で、来たところを戻って行きまして、東雲北運河を暁橋方面へと漕いで行きます。普段シーバス釣りをしているあたりで、途中SUPから狙ってみるもやはり不発(泣)そしてさらに遅れをとる…。
この運河には3つほど造船所がありまして、よく見る警備艇なんかはこのあたりで造られているようです。
すっかり待たせてしまいました。なんかこうやってもっと互いに接近した状態にすれば水上宴会とかできそうだなw いやいやアルコールは控えとくか…
汐見運河、新砂橋方面へと漕いで行きます。途中みなさん、ターンの練習などしながら進んで行かれますが、わたしゃそんな余裕はない…
東陽橋をくぐり、洲崎南水門を通過して船宿吉野屋さんの屋形船を横目に弁天橋へ。茂森橋と並んで日本1、2を争う低さではあるまいか!? こういうのを見ると江東区臨海部ってホントに地盤沈下が激しかったんだなぁと思います。最初のスタート地点からしばらくしてポンプ場から排出される水の勢いで水面泡だらけのところありましたが、横十間川と大横川との水位の調整のためと聞いたことがあります。こんな対策もされつつ、臨海部は水害から守られているようです。
と、なんとか無事に行って帰って来れました。この日巡ったコースはこんな感じでした。MASAさんからお借りした画像に最後追加しました。
もう腕はパンパンで、途中何度か攣りました(笑)やはり速度上げたいとムダに力が入っていたんだろな…。おかげさまで楽しくSUPさせていただきました。
立って浮んで進みたいときはパドルを漕ぐだけのSUPという乗り物は、子供の頃やった土手を段ボール敷いて滑り落ちて行く遊びに近いものがあって、極めてシンプルな遊びだなと思いました。こういう感覚に近いものは、釣り同様、飽きない遊びだと思います。
立って浮かんでいるだけでも凄くたのしいし、気持ちのいいものですよ。
さて、今度はひとりで浮かんでみます。
で、ひとりでSUPで浮かびながらシーバス狙ってみました。
『SUPに乗って江東区の運河のシーバスを狙ってみた』はこちら