山梨県桂川へは、かつてデカいニジマスやヤマメを求めて、支流も含めて熱を上げて通っていた時期があった。20年以上も前だ。
2025年久しぶりに流れの中でのトラウトルアー釣りを再開してみようと思ったのは、冬季のシーバス釣りで河川の流れの中のバチ抜けの釣りをやっていて、流れの中であれこれ試して操作する釣りの楽しさにまた火がついてしまったからw
本流サクラマスやデカニジを狙っていたころのタックルやルアーは残っているけど、東京近郊の渓流域でそのレベルのものは必要なく、5ft台の渓流ロッドでは小型過ぎて、街中を流れる小中規模の川ではせめてロッドは7ftは欲しい。
残念ながらトラウト専用のものはないけどライトタックル用にとかつて購入したメバルロッド7.4ftと、それ用の2000番スピニングがあったので、それを携えてJR大月駅を目指して出発。
電車釣行はどんな装備で!?
電車釣行の場合、釣りをしている間に出来るだけ邪魔に重荷になるようなものは省いて臨みたい。防水仕様の軽いナップザックを用意して釣りに必要なものを入れてます。釣りをしている時は、履いてきた靴やレインジャケット、タオルなどを入れて背負っています。これはナイロンで出来ていて価格も手頃で帰りに濡れたウェーダーなどを入れても水が染みて来ず便利です。
*よく見たら撥水加工のみで、実際ウェーダーの濡れたフェルトの部分から水が染みてました(๑>◡<๑)
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釣りに関するタックルは、襷掛け出来る主にシーバスのオカッパリで使用しているフィッシングバックを流用しています。ルアーは、初ポイントでどんなルアーがいいのかわからないので、使うかもしれない分をケースに無造作に入れちゃってます。
その中でも持ち物として一番大きいのがウェーダーではないかと。
確かに今回のように初めて訪れる場所だと腰まで浸からないと先に行けないところもあるかも…と思うと、ヒップウェーダーだと不安かも。まぁ釣りをしている間は持ち歩くものではないので、行き帰りの駅まで歩く間とか苦でなければなんでもいいと思いますが、基本あまり川の中に立ち込まないでやることにしているのでこれを利用しています。あと、これをセットする時に必要なベルトはお忘れなく。
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今回、アユを追い回すより大型を狙う釣行の下見なので、ランディングネットも持参です。実際に自分の使ってるものとは違いますが、今はラバーネットタイプのものでよりサカナに優しいものが出ているので、今度買い換える時にはこのあたりにしようかと。
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ということで手荷物はこんな感じでまとめてます。このくらいにまとめれば、電車でも持ち運びが苦にならないですね。
ルアー、ロッド、リール
ロッド | ダイワ(DAIWA) メバリングロッド MEBALING X 7.4ft |
リール | ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 月下美人X LT (2020モデル) |
ライン | シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 4本編み 150m PL-M54R 0.4号 |
リーダー | シーガー(Seaguar) シーガー フロロ ショックリーダー 8ポンド |
で、ルアーはこんな感じ。もう随分と昔のルアーでここ数年リリースされたものは1つもないですね(๑>◡<๑) ゼニスハイパーミノー、ブラウニー、ナベミノー、アスリートなど。他にまだまだたくさん仕舞い込んでる分もあるので、これらでやっていきますw
今回使ってみて、やはりPE0.4号の細さは軽いルアーの飛距離稼ぐのに有利だったし、感度も良くて水の中の情報もよく伝わって来た。リーダーはフロロの8ポンドで長さは50cmくらいにして、投げるときにトップガイドに巻き込まない程度の長さに。ノットがガイドにぶつからなければその分よく飛びます。
さて、釣りを始める
電車釣行だと朝マズメ狙いが出来ない。夕マズメなら可能なのでその時間帯をメインにするなら朝早起きして出発する必要もない。てか、石や岩でゴロゴロの河岸を7時間も8時間も歩いて釣りするのはもうイヤっ(≧∀≦)
とはいえ、自宅から今回の大月駅までは2時間くらいは掛かるので、お昼前に着いて名物の吉田うどん(麺が太めで固く顎が疲れるやつw)食べてから釣り始められるくらいの時間に出発。
大月駅は改札が1つで、反対側へ抜けられる出口はないので、一旦出てちょっと歩いて陸橋を渡って吉田うどん店へ。
で、大月駅周辺の川事情は、かつて聞いたり読んだりした情報を元にGoogleマップを見ながら良さげな渓相を目当てに歩いて行くと…やはりGoogleマップでは末端の細かい道の事情は大雑把で、行き止まりも何度か食らいながら見つけた入渓点から入って行く。例えばこんな感じのところ。
大型のトラウトが潜んでいそうなところだけど、こっから上下とも歩いて行けるところがなく、元来た道に戻る…を何度かやって結局1時間半ほどあちこち見て回ってやっと理想のポイントを見つけたときには14:00近かった(˃̶͈̀ロ˂̶͈́)⁾⁾
今回の釣行は、5月にアユが放流されてそれを食い始める大型のヤマメ、ニジマスを狙うための下見なので、出来るだけあちこち回ってみたのだけど、この場所はどうやらアユの友釣りのポイントのようで対岸のコンクリートの壁に釣り期間が書かれていた。
それにしても誰も釣り人がおらず貸切状態。雰囲気的に大型のトラウトが瀬に付いてそうです。
フローティングやシンキングのルアーを使い分けて、アップやクロスにルアーを投げてトゥイッチを連続で入れながらとか、対岸ギリギリにキャストして平行に漂わせるように流してみたりなど、昔やってたはずの釣り方を思い出しながらやっていて、流心を横切ってルアーがターンしてトゥイッチ入れながら巻いて来たところでコツンとヒット。
リアフックに食いついて来たヤマメ24cmゲット。ルアーはゼニスハイパーミノー55。
これが5月に放流されるアユを追いかけて食うようになると、大型が多くなってミノープラグで釣るのが楽しくなるはず。それにしても本流でこうしてヤマメを釣り上げたのは何年ぶりだろう。やっぱり流れの中で狙ってマスを釣るのは楽しい〜♪(´ε` )
下見の釣りだから狙ってこうしてヤマメが釣れたんだからポイントの見極めとしてはOK。まだ続く瀬には大岩や小岩が点在するポイントもあって狙うべきポイントは続くので、順番に打っていく。
なんとか対岸ギリギリにルアーを投げ込むようにしてアクション入れ、しばらく岸と平行にドリフトさせながらある程度のところでトゥイッチ入れながら巻いてくるを繰り返す。
ゼニスハイパーミノー70サスペンドに変えてドリフトさせてからトゥイッチ入れるとゴンと重みを感じるヒット。流心の向こう側だったので流れの抵抗も大きく、それがバラシに繋がるのではとヒヤヒヤで、多分へっぴり腰でやり取りしてたんだと思うw
サカナがギラギラするのを見ながらヤマメかニジマスかと期待しつつ、途中の岩にラインを絡めないようやり取りしてネットイン。
残念ながら尺には届かなかったけど満足の27cmヤマメ。
居そうだと踏んで狙ったルアーの流し方でこうして釣るのはホントに楽しい〜♪( ´θ`)
5月にアユがたくさん泳ぎ回ればもっとチャンスがあるはず。
ということで、このポイント見つけるまでムダ歩きも多かったけど、まぁ自分でポイント見つけるってそんなもんだし2匹も釣れたんだから十分目的は果たせたということで18:00まだ明るかったけど終了。
このメバルロッド、先調子の具合とティップの柔らかさはトゥイッチするのにちょうどよかった。まぁ本格的な渓流ルアーマンには邪道かもしれないけどw
下見は今後も出来るだけ出向こうと思います。