10月22日(土)に『東京湾大感謝祭2016』に行って来ました。10月21日から23日までの3日間、横浜赤レンガ倉庫での開催でした。
実は3年前、第1回が青海であった時に行ってたんだけど、その時以来で規模もデカくなりスゲーなぁと思いましたよ。
木村さんにご挨拶でもと思ってたんだけど、ステージ上でスタンバッておられました。結局、ご挨拶出来ずで失礼いたしました…。
ということで、たくさんのブースが出てましたので、あれこれ見て回ることに。我が愛する釣りの業界からも出ていて嬉しい限り。
Sunlineさん、シマノさん…あれこれお世話になってます。
マルキューさん…金魚すくい、ぢゃなくって釣りでしたw
ピュアフィッシングさん…憧れのAbu Garciaやバークレイなどを取り扱っているところですね。
そして、東京湾を良くする、きれいにすることを事業としている各社ブースがたくさんありました。DASH海岸を手掛けている会社とか…
埋立てや海底での作業を請負う会社だったり…
防波堤の役割の説明をしてくれてる会社もありました。
で、気になる水質改善の事業ってどうなっているのか? 臨海部護岸のあり方で何か新しい提案をしているところはないか? が気になっていたので、そのあたりを探しに赤レンガ倉庫1号館2階へと向かいました。
水質改善の要は、下水処理場。でもその前に、我々の水の流し方にも問題があるのですが…そのあたりに関しては以前書いたブログ『江東区の海で遊ぶって言うけど、臨海部の海はきれいなのか!?』あたりをよかったらどうぞ。
下水処理しきってしまいたい要素は、窒素とリンですが、これが現状なかなか全部処理しきれないのです。基本、微生物による有機物の分解で処理しているわけですが、窒素やリンの十分な処理となると高度下水処理場がもっと普及しないとムリな状況ということです。
つまり、技術的には処理が可能にはなっているのですが、これを普及させるためにはそれなりのコストが掛かるので、一気に増やすわけにも行かないということだったりします。上下水道料金を国民全員今の倍払ってもいい! ってことになれば可能なんだろうか!?
ま、そこまで今すぐにとは言わないまでも、例えば芝浦の処理場がキャパオーバーで塩素ちょっと混ぜたくらいでザーッと放流してしまうのは、なんとかしてもらえんだろか…。芝浦に限らずですが、もうちょい処理のキャパを増やしてもらえたら、安心感が違って来ます。例えば、東京湾で釣ったサカナを気兼ねなく友人、ご近所に配って回れるようになるとか…。やっぱりまだまだ東京湾で獲れたサカナって大丈夫なの!? と思っている人も多いのです。
以下の画像でご説明いただいたのは、その窒素やリンって植物の肥料としてはメインになるものなので、それに応用する事業についてです。
こういう動きも出ていますね。『東京湾再生の要は下水道』
そしてゴミはゴミでもマイクロプラスティックのことも。これも根が深い問題ですねぇ。
と、ご紹介したのは僅かですが、たくさんの企業が東京湾をきれいに良くして行こうと動いているのが実感出来て、こちらも何か焦りみたいなもの感じました。今回の来場者が98,000人という発表もありまして、これからどんどん関心を持つ人が増えて行くのだろうなぁと。
ということで、翌日は男4人SUPで江東区の運河を巡っておりました。いやぁ〜楽しかったですよ。と同時にポンプ所から吐き出されているところの白い泡とか気になりましたが…。
このことはまた次のブログで書きます。
そうですよ。登ってはいけません!
柵は登るものではなく、越えて行くもの…
あ、いや、ウソウソ!
だから、緩傾斜護岸増やしましょうよ(笑)