3月下旬から、千葉県外房の海ではワラサが比較的順調に釣れ続けているということで、なんとか平日半日時間が取れないものかと探りを入れていたところ、4月6日に出撃決定。

この釣りも長らくご無沙汰していたので、前日夜にロッドやリール、ラインやフックなど一通り確認して、ラインシステムもしっかり組み直して午前2:00に出発。お世話になるのは今回初めての大原『板倉丸』さん。

大原港 板倉丸

前日の釣果だとイナダ〜ワラサ、イナワラ級が中心のようで、久しぶりなのでこのくらいでも釣れれば満足と思いつつ港に到着。ちょっと風が強いのが気になる…。

先に着いていた方とお話しながら暗いうちにタックルを船に乗せて船長が来るのを待つ。結局この日は僕とその方の2人だけで5:00過ぎたところで出発。港を出てすぐ、既に風強め波高め…。ここ数年船酔いはホトンドないのであまり心配してなかったけど…。

やや波高し

やがてポイントに着いてエンジンも止まると、波も高く船の揺れが激しい。船長入れて3人なので片舷流し。ジグはK-FLAT社の『Gummy(ガミー)No.11 オールグローSライン160g』。最近グロー系が良いという情報があったので、それを装着してスタート。

Gummy(ガミー)160g

水深60mとのアナウンスで、程なくしてトモでやっていた方にヒット。上がって来たのは型のいいワラサ。ひと流し目からいい感じ。次に船長にヒットでこれもいい型。残るは自分でやや焦る。

シャクってみるとイマイチ抵抗が少なく、スカッスカッと難なくジグが上がって来る感じ。当日の潮周りは長潮だったけどあまり底の方では潮が流れてないってことなのか!? 底までジグを落として20mくらいシャクってまた落として…を繰り返して攻めていたところガツンと引ったくられてやりとり開始。



普段釣ってるシーバスの引きとはケタ違い(笑)やりとりは以前、平松慶さんに教わったロッドを上げ下げしない方法で。リフトアップして下げる時にリールを巻くというのではなくて、ティップは海面に向けたままで、ロッド操作と言えばリアグリップを脇に挟んだ状態で後ろに引く程度。極端な話、リールをゴリ巻き。以前はそんな使い方をしているとギアが飛ぶと言われていたもんですが、最近のSW用スピニングは強いw

ロッドのリフト&ダウンでのやりとりだと、ダウンのときに緩むとバラシに繋がるや、サカナが必要以上に暴れるのを防ぐということで、常にテンション掛かってる状態にしながらのやり取り方法。
平松さんのブログにもそのあたりの記事ありました。
【ジギングで質問がありました】ショートピッチとリールアクションにご返答。

で、おかげさまの1匹。計ると73cmあった。重さは計るものがなかったのでわからなかったけど、片手で持ち上げるのは結構キツかったw

ワラサ+Gummy(ガミー)160g

風波は段々強くなって来て、たまに横から波が船内にかぶって来ることも。酔い止めも飲んでおらずだんだんと酔い始めるw 久しぶりの完全船酔いで移動中に大海原に向かってブシャー(笑)

次のポイントでもなんとかシャクって皆1本づつ獲ることが出来て、自分が持参したクーラーボックスが小さかったので2匹ですでにフタが閉まらない。

2匹目ワラサ+Gummy(ガミー)160g

『Gummy(ガミー)No.11 オールグローSライン』が効くのはわかったので、ピンクのものに変更して狙う。ここも水深60mほどで投入して着底までライン出していると真下ではなく、遥か前方80m分くらいライン出た感じ。斜め引きでシャクって間を取って次シャクったところで根掛ったようにロッドの動きが止まり、首を振るような感触が伝わる。

なんか結構遠くで掛かってしまって寄せてくるのにひと苦労。3匹目になるとリールを巻く左腕がダルく攣りそう。情けなさと船酔いでヘロヘロになりつつなんとか寄せてネットイン。上あご堅いところにガッチリ貫通していて、これもブリ級手前のいいワラサ。

3匹目ワラサ+Gummy(ガミー)160g

そしてマジでここで船酔いMAXノックダウン。ここまで酔ったの初めて(泣)せっかく釣れるポイントに連れて行ってくれる船長に申し訳ないと思いつつ、キャビンで横にならせてもらう。

もうひと方も4匹釣って海もさらに悪くなって来たということで、1時間早く帰港することに。船酔いって不思議なことに港に着くと何があったの? くらいにケロっと治ってしまう…。なんだかなぁ。

ということで、久しぶりのジギング。やはり事前に風が吹くとわかっていたらアネロン服用するなりしてしっかり挑まないとなぁ。これぢゃヒラマサなんてまだまだだなぁ。

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