江東区が面する海ならホトンドどこでもハゼはいます。8月ごろから釣りが出来ますが、このころのハゼはまだ小さく5,6cmくらいのが多くて、釣るにも食べるにももう少し大型が欲しいところ。
と、書いたのが2017年11月末だったのですが、あれから時間も経過し状況が変わって来ました。
まず江東区潮見公園ですが、残念ながら投げ釣り禁止となってしまってました。
ここは4月末頃からバチ抜けでシーバスが釣れるのですが、ルアー釣りも投げ釣りのうちに入るのか不明ですが、どうも竿を何本も並べてぶっ込んでおくような釣りはダメになったようです。
行政側も無駄に禁止にするわけはないので、釣りをする側になんらかの問題があったと思われます。なので、ここから先の記事のような釣り方はできませんので、ご注意ください。また、昨年一昨年とここでハゼを狙ってみたのですが、ほとんど釣れなくなっていました。
ハゼ釣りでしたら、小名木川や旧中川などがより釣れると思います。
暑さも和らいだ10月からやってみようと思っていたのだけど、週末台風やら仕事やらで願い叶わず、11月に入っての最終日曜26日にやっと出撃。
このくらいの時期になるとハゼも大きいもので15, 6cmくらいまでに成長していて、釣って楽しく食べても美味しいサイズ。そんなハゼを狙う貴兄がそこかしこに出没されます。
ということで、まずはエサとなるアオイソメの確保。江東区潮見界隈のエサ屋さんと言えば『釣友』があります。場所はこちら
店内はこんなこんな感じで、アオイソメ300円と500円から選べます。
見るからに昭和の昔ながらの釣り具屋さんの佇まい…。ハゼ釣りなのでエサはゴカイかジャリメと思っていたのだけど、もうそれらを扱う問屋さんもなくなり、かろうじて韓国から輸入されるアオイソメだけなんとか仕入れ可能なのだそう。これも時代なら仕方ない。エサはあらかじめ持参したエサ箱に入れてもらう。
そして向かった先は、釣友からほど近い潮見公園七枝橋側の護岸。ここで釣りします。
反対側ではすでにハゼを狙って奮闘中の貴兄がチラホラ。
で、仕掛けですが、手持ちの道具から普段はルアー釣りメインのため、ルアー用の竿から7ft(約2.1m)の柔らかめの竿に、小型のスピニングリールを選択。この場所はそれなりに足場も水面から高く、柵もあるのでリール竿でやらないとエサが底まで届きません。ハゼ釣りこそのべ竿1本でやりたいですけどね。
これにジェット天秤8号にハリ2本の仕掛けをセット。こんな感じ↓
そして先ほど購入したアオイソメをこんな感じで付けます。
エサはもうちょっとハリを全部隠すくらいにした方がよりいいハズです。
で、エサを付けたらポーンと15m〜20mくらい投げ入れまして、ラインをピンと張って待ちます。
もちろん竿は手持ちのままハゼが掛るのを待って、手にブルブルっとアタリが伝わるのを楽しむことこそ釣りだと思います。(この日は単独釣行だったので手持ち状態の写真が撮れなかったので)
で、待つことほんの1,2分。竿先がブルブルと小刻みにしなりまして、巻き上げてみますとこんなハゼが釣れました。
釣れた時にまだエサがハリに残っていても、新しく付け替えた方がよく釣れます。この後もポツポツとまぁ順調に釣れ続けました。
で、釣れて来るハゼの中にはこんなのも混じりました。
アカ丸部分ですが、皮膚がただれたような状態のハゼ。何か病気が原因か、寄生虫にやられたのかわかりませんが、こういう状態の個体もいるということは一応お伝えしておこうと思います。
サイズは8cmくらいから15cmくらいでした。まだ10cmに満たないサイズのハゼもいるんですね。
食べるための10匹釣るまでと思ってやっていたら2時間ほど掛かりました。途中、小さいのはリリースしていたので時間掛かったと言っておこう(笑)
で、釣った10匹のハゼはこうして唐揚げにして美味しくいただきました。
東雲運河や豊洲運河では今でも近くの船宿からハゼ釣り船が出ていて、釣って食べるということは日常的に行われています。年に数回、江東区内の運河で釣れたハゼを食べることに関しては、それほど問題ないのでは…と思っています。
こういう場所で釣ったサカナを食べることについて、不安のある向きもあろうかと思いますが、まずダイオキシンに関しては基準値に適合しています。
もうちょい詳しく知りたい方は江東区のwebサイトからどうぞ▶︎
ということで、ちょっと寒い時期になってますが、まだ釣れるハズなので日中ぽかぽか陽気の時にでもハゼ釣りに出かけてみてはいかがでしょうか。
面倒だった作業が楽しくさえあります。わたしゃミニの方、使ってます。