ヒラメをルアーで釣るということはずいぶん前から気にはなっていたのだけど、実際に行動に移ることなく他の釣りに時間を費やしてきたわけですが、ついに行ってみることに。

昨年から干潟ウェーディングのシーバス釣りに夢中になっていて、ダダっ広いスペースの中で狙った場所、タイミングでキャストしてヒットさせたら楽しい。それをサーフでやっても楽しいはずということで、狙いはシーバスではなく休日の昼から夕方にかけてヒラメを狙ってみることに

電車釣行なので荷物は最小限に

ポイント選びは駅から近いのが最優先(≧∀≦)

だとするとどこが近いか、ヒラメの居そうなポイントがあるかどうか、GoogleEarthで見たりしてまずは上総一ノ宮でやってみることに。とりあえず手持ちのルアーの中からシンペン、ワーム、ジグ、そしてスプーンをかき集めボックスに入れる。

タックル

ロッド
Abu Garcia SaltyStyle STSS-962M-KR
リール
SHIMANO TP 4000SW(04年版 古いw)
ライン
SHIMANO PIT BULL 4X 1.5号
リーダー
フロロ 20〜22LB. 70cm

9.6ftのMロッドにPE1.5号を巻いた4000番のスピニングリール。PEは重いルアーをビシッと投げるなら1.5号くらいないと人差し指が痛くてたまらんのです(๑>◡<๑)

ルアーや小物類は普段干潟シーバスで使ってる肩からかけるタイプの防水バッグに入れる。
防水タックルバッグ

ウェーダーは深く立ちこむわけではないのでヒップウェーダーを着用。たまに来る大きめの波だと股下から海水入ることあるので、来たと思ったら股を閉じる! それで間に合わないこともあるので、防水(カッパ)上下は着ておいた方がいい。ウエストハイがあるならわざわざヒップウェーダーを用意する必要はないですけど…
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ウェーダーの持ち運びは靴買う時に入れてくれるショルダータイプのPP袋に入れて、現場で履いたら袋は小さく折りたたんでバッグに入れてます。現場まで行くのに履いてるのはクロックスで、ウェーダー履いたら小さな袋に入れてバッグの後方にカラビナで吊っておく…みたいな軽量装備。

ヒラメ狙いのルアー

3月4日中潮満潮14:16@鴨川

のんびりと11:00発の電車に乗って90分ほどで千葉県外房の上総一ノ宮駅に到着。

初めての場所なのと、駅近くを流れている一宮川が気になって川沿いの道を川を見ながら下って行く。途中シーバス釣りに良さそうなポイントもいくつかあるけど、立ち止まらず河口へと歩く。

30分ほどかかってサーフに到着。

サーフを前に

着いた先はちょうどパーキングになっていてサーファーでいっぱい。河口寄りほどサーファーはいないので、そこからキャストして行くことに。

ほぼ満潮状態から下げを夕方までやるつもりでこの時間に来ることにしたのだけど、潮位が高い方がヒラメは近くまで寄ってる可能性は高いのかどうか。そのあたりもわかってないので全て試しにやってみるしかない。

今回は先日手に入に入れた『ぶっ飛びスプーン』を中心に、そのほか手持ちの鮭釣り用の30~40gのスプーンを試してみることに。実際ビシッと投げると80mほど飛んでいってしまうので広く探れる。

意外と手前にいるから遠投の必要はないという話もあるけど、遠投して遠くを探りつつ手前までキッチリ探ります。あと、風が吹かないことはないので重めのルアーで投げていた方がストレスはない。外房の場合、南風だと右から左に吹くことになるし、東風だと正面から吹き付けることになります。

ヒラメ狙いに選んだスプーン

釣り方としては…

スプーンの場合

ヒラメは底べったりに着いてるので、投げたらまずは着底させます。着水から着底まではラインを張り気味にして着底を待ちます。水深10mもあるわけではないので数秒で着底します。なぜそうするかというと、着底前か着底からのひとシャクリでガツンと来ることがあるからです。この日もそれがありました。

着底したらスプーンがグリングリン回転してしまわない程度のスピード、いつもの擬音で表現するとカクンカクンとスプーンが左右にスイングしている手応えを感じながらリールを巻きます。その巻き方が底からスプーンが付かず離れずアクションしてると思われ、ヒラメにアピールするための基本としています。

シンペンの場合

シンペンも30g前後のものを中心に用意して、これの使い方もスプーンと同じですが、種類によって動きがスラロームだったりケツを振るタイプだったり、巻くと水面に浮上しやすい構造のものだったりと色々あるので、そこは自分の泳がせたいレンジや角度によって使い分けですね。

他にいくつかワームやジグも用意したけど、使いませんでした。

初めて狙ってヒラメが釣れた

しばらく何の反応もないまま、ただ投げては巻いてくるの繰り返し。より河口側へ移動してぶっ飛びスプーンを思いっきり投げてカーブフォールさせるように落としていく。
着底を感じてシャクリ上げるとガツンと手応え。釣れると思ってなかったので、根掛かりかと思ってロッドをあげて聞いてみるとサカナが引く手応え。

巻いてくる途中、引くというよりただ重い感じで海藻でも引っ掛けたような感触のまま寄せてきたらヒラメが付いてた(๑>◡<๑)

30cm前後のヒラメ

しっかり口に掛かってなくて、落ちてくるスプーンに攻撃して反転した時に引っ掛かっちゃった感じでした。

まぁそれでも初ルアーヒラメをこうしてゲット出来てよかったです。30cmほどだったのでこれはリリースしました。30cmくらいだとホント体薄くてこれでは刺身に出来ませんね。

だんだん陽も傾いて来て16:00を過ぎてその間、潮の流れも左から右になったりして、ただ前から波が向かってくるだけではないんだなと気づきもありました。

その後16:30を過ぎたころ、ぶっ飛びスプーンのチャート系のカラーでやっていたら割と手前のブレイクでカツンと小さなアタリ。そのまま巻き続けてみてもサカナが掛かってる感触もなくそのままルアーが戻ってくるのを見ていたら小さなヒラメがくっ付いてるw

なんと20cmあるかないかの小さなヒラメでした。

20cmほどのヒラメ

これは口にしっかりフッキングしてましたが、タックルのゴツさで全く引きを感じず上がって来ました。丁寧にフックを外してお帰りいただきました。

ということで、初ヒラメ釣行で小さいながらも2枚、一応ゲット出来てよかったです。

だけどポイントに対しての攻め方とか潮の流れやブレイクの位置など、よくわかってないままの釣りだったわけですが、これは追い追い通いながら覚えていく、感じていくしかないでしょうね。

今後後ひと駅ふた駅先のサーフに出てやってみようと思ってます。ネットで情報集めるにしても底の状態まで分かるわけではないので、行って投げてみるしかないですね。

そうやって探っていくことがまぁ面白いわけで、折を見て行ってみます。

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