『海の森』というのは、江東区か大田区かまだわからない、若洲の南端、ゲートブリッジを渡ったところにあるゴミ処理場(通称、中央防波堤とか言ってます)に出来た、人工の埋め立て地の森ということになります。
7月16日にそこで『海の森あおぞらフェスタ2016』というイベントがあって、じっくり歩いてまわれるということで行って来ました。
このイベント自体はこの日以外に7月23日(土)と24日(日)にも開催されます。
専用HPがありますので、こちらをどうぞ。
海の森のリーフレットはこちらから。
新木場からシャトルバスが30分おきに出ていましたのでこれを利用。徒歩や自転車では行けないのでご注意ください。

ここから出発。10:30発の便を利用。ガラガラでした。

ゲートブリッジを超えて行きます。

地図で示すと『海の森』はここ。

バスを降りるとゲートが。

入り口すぐに、海の森が出来るまでの歴史と、どういう作りになっているか、パネルによる解説がされていました。持ち帰れるパンフも2,3ありました。
●パンフ

ちょうどこのお二方にご案内していただけるということで、参加させていただきました。個人的には海べりを歩きたかったのだけど、それは海の森外ということで叶わず。護岸の様子はシーバス釣りでボートに乗せていただいたときとか、クルーズ船に乗ったときに海側から見てるので、陸側から見てみたかったなと。

コースの説明。

森というとやはりトトロっぽさも必要か!?

鬱蒼と草木が生い茂ってるけど、木は植樹されていて、ここまで大きくなったということです。


植樹した木々を守るために、防風ネットが必要なところに張り巡らされていました。

ゲートブリッジが見えるところがありました。

こんなところ入って行って出て行きます。


周り雑草ばかりということではなく、ミントの葉もありますし、大島さくらなども植樹されています。


小高い丘みたいな、海の森の頂上へ向かう道は、こんな感じで舗装されています。ミミズがいっぱい這い出て来ていて、乾涸びて死んでた…。

頂上の広場はこんな感じ。




これはメタンガス抜くための配管らしい。そりゃゴミの上の森だからなぁ。こういう対策は大事になるなと。下手したら爆発するからね。


写真撮り忘れたけど、スタンプラリーなどのイベントもやっていて、出店も少しありました。やきそば大量に仕込まれていましたが、売れたのだろうか…。

イベント内容については上記のリンクwebまでどうぞ。
『海の森』のあるところは、夢の島同様、基本土台がゴミで出来ていて、いっぱいになったのでその上に植樹して森のように仕上げて、憩いの場にしようということだと思います。土地が出来たのでそれを有効利用しようということはいい考えだと思いますので、個人的には護岸域、海辺の有効な開放を望むところです。


海の森は基本的に、高さ3メートル分のゴミが溜まったら、その上に50センチの土で覆い、その上にまた3メートルのゴミで埋めていっぱいになったらまた50センチ分の土で覆って(サンドイッチ構造)…というのを繰り返して、トータル30メートルの山の上に出来たものらしい。
ちなみに自分が住んでいるあたりはかつて8号地と言われていて、ゴミ捨て場だったところを焼いてゴミの量減らしたところに、関東大震災のときのがれきを埋めて出来たところようです。江東区の臨海部はこうしてゴミやがれきの類いを埋めながら出来つつある、という歴史の続きにあるようです。
海は森によって作られるということを、江東区臨海部(中央防波堤が江東区に帰属するのかわからないが)で実験することが出来るのか、そんな壮大なことになんらかの影響が出るのか出ないのかわかりませんが、海との関係も考慮に入れながら、今後の開発が進められたらいいなと思っています。
















