港湾部のルアーシーバス釣りで年に何度か盛り上がる場面があって、春はGWごろから『バチ抜け』が起ってそれにシーバスが群がるというイベント。夜、こんなような運河でコトは起ります。
これ書いてるのは2017年4月29日で前日の夜にはここに7,8人ほどアングラーが並んでいました。水面見たところまだバチがあちこちで見られる状況ではなかったけど、たまにスーッと泳いで行くのがいたし、ライズもたまにありました。
そんなバチ抜け状態に対応するルアーも毎年何かしら新しいものが出て来て、それぞれに特長や使用方法があって使いこなすにもひと苦労する。
とまぁ、こんな感じでいろんなもの、まだまだ種類があって持ってないのたくさんあるのですが、個人的にはだいたい上記の画像にあるもので毎年なんとかしています。
ルアーは必ず「止めても水平に浮いているもの」と「止めると沈むシンキングタイプ」の両方を持って行くようにしています。
エリ10(エリア10)のように引くと少し潜って表層を泳ぐタイプのもの、マニックのようにシンキングだけど引いてると水面V字引き波立ててローリングしながら泳ぐタイプ、ヤルキスティックやキャロット72sは引いても完全には水面に出ず水面直下をユラユラ泳ぐなど、それぞれに特長があります。
リール巻くのを止めても沈まず、水平に浮いているタイプ(エリ10、SLY、スキニーポップ) はあると助かることがよくあります。止めた瞬間に喰いつくとか、止めたままにしてると喰って来たりすることがあります。
また橋下明暗部などでルアーを引いていて、橋下暗い側から明るい側へルアーが出るあたりでピタっと止めてみると喰いつくとかあります(止めなくても明暗境目で喰って来ることはよくある)。
その日、その場所でどれが一番反応がいいのか,ルアーをとっかえひっかえしながらシーバスを狙ってます。バチがドバッとたくさん浮いててシーバスが狂乱状態だと種類関係なくなんでも釣れるときもたまにありますが、そんな状況でも全くルアーには反応しないって時もよくあります。これがなぜなのか、何年やっててもわからない(笑)
港湾部でのバチ抜けシーズンはこんな足場のいい、アクセスもムリのないところで楽しめます。
狙い目の潮周りとしてはよく言われる大潮、後中潮の暗くなってから19:00〜21:00が満潮から下げに入ってる時間帯(個人的経験+印象)がバチもシーバスも活性高いようです。最もバチ抜けシーズン中はそれ以外の潮周りでもバチは抜けるので、小潮長潮の時でも実際釣ってます。
あと最近気がついたところで、いわゆるI(アイ)字系ルアー、ウォブリングもローリングもしない引くとただまっすぐに戻って来るタイプのものが効くときがあります。使ってみた具体的なルアーとしてセイラミノー80です。
止めるとほぼ水平状態でゆっくり沈んで行くのでそれを利用した誘いもいいかもしれない(まだやったことないけど)。これは口の部分からエラにかけて空洞になっていてウォータースルー構造になってます。ま、それがいいのかどうかわからないけど…。
で、こうして釣れました。
まだまだ試してみないとわからないことだらけのようです。