2017年7月7日(金)七夕の日に豊洲ぐるり公園が全部ではないとは言え、やっとこさの開園を迎えました。
上記画像はレインボーブリッジが見える側の富士見橋の手前に位置する公園入り口になります。
まぁ、きれいな夜景が見られるスポットとして今後話題になるのかなぁ。駅からはちょっと歩くことにはなるけど…。
ということで、豊洲ぐるり公園という名称だけどぐるりとまるごと1周分開園とはならず、市場問題もあってそもそも昨年の11月に開園予定だったのが市場と一緒に開園延期されてたのが、「一部」開園されたわけです。江東区のサイトにどの部分が開園されたかMapが掲載されていました。
https://www.city.koto.lg.jp/470603/kasenkouen/toyosugururipark.htmlより拝借
1番気になっている豊洲6丁目第2公園から見て行く。
パーキングは今現在はここにあるので車の方はここを利用出来ます。そしてそのすぐ隣りの公園入り口。
入って行くとここにたどり着く。東電堀と言われている入り江。
ここはそもそも既に開放されていたところなので、7月7日開園と謳われているのも違和感ありましたが、ここに位置する『豊洲五丁目スロープ』『豊洲ぐるり公園乗船場』が誰でも利用できるのかできないのかが、1番の関心事でした。
上記の江東区のサイトに掲載されている一部開園マップを見てみると、『豊洲五丁目スロープ』も『豊洲ぐるり公園乗船場』もグリーンに塗られているので、開放対象と捉えていいのか!? と思い、前日に区役所に電話してみた。
すると電話に出た方によると、「実は一般に開放することには、まだなっていない」という返事でした。なんでもこれらを管理する準備、管理者をどうするかをまだ決められないでいるので、鍵はしたままで自由な利用は当面出来ない状態…といった趣旨のお話でした。残念。
ここからカヌーなりSUPなり浮かべることが出来ればと思っていたのですが、そういうことなら今後働きかけて行くしかないですね。どっかの桟橋みたいに特定のカヌー集団しか利用できないみたいなことにはならないようにしてもらいたいなぁ。こっちだって江東区に税金収めているわけだしね(笑)
そして護岸を旧防波堤方面へと進んで行きます。
この日は梅雨明けしたのかと思うくらいのいい天気。九州地方の方々には申し訳ない気がします。
これをずっとまっすぐに進んで行くとやがて木遣り橋下、ここまでの柵が。ここから先は時間の問題でしょうね。
ここまで来たので、ついでに旧防波堤の向こう側、砂浜予定地を見に行くことに。
工事しているのはオリンピックバレーボールなどの施設を建設しているところで、画像奥の入り江のところが砂浜にする計画が上がっている場所。そのまま橋を渡って砂浜化計画の場所へ。
歩道から金網越しに撮影したものだけど、ここもずっと立入禁止となったままの場所。砂浜化計画が滞り無く実行されて出来るのはもっと先の話だけど、都市計画というのは時間の掛ることだねぇw
EX:『江東区にも砂浜が出来る!『有明親水海浜公園』造園計画について東京湾浅瀬再生実験PT会議で解説がありました』
ひとしきり眺めた後、また木遣り橋を渡ってレインボーブリッジ側の豊洲ぐるり公園を目指す。途中橋上から見た市場。右側に降りて行ける階段出来ているけど、まだここからは降りられない。
しばらくチャリ漕いでこのブログの最初の画像あたりに来たわけですが、やっぱりここは景色のいいところでした。護岸まで行くのに階段とスロープが出来ていて、バリアフリーという意味でもよく出来ていると思いました。
護岸側に降りてみると遊歩道としては幅も十分でレインボーブリッジに向かって腰を下ろして眺められる場所なんかも設置されていました。
その上からの眺め。
晴海側。
護岸遊歩道を道なりに右へ曲がるとその先は行き止まり。とりあえずここまで。
横のスロープを上がって公園内。さっきまで海側の画像ばかりだったけど、護岸遊歩道の背後というか上の方はこうしてきれいに整備されています。
最後、ららぽーと側へ回ってみました。途中柵で囲われた豊洲市場正門入り口。
途中、晴海大橋から、ららぽーと側を眺めてみた。この橋の下をくぐって豊洲大橋の下あたりまでが開放区。
ここから護岸に沿って橋のある方へ進んで行きます。
このあたりは既にかなり前から整備はされていたものの、橋までは行けず立入禁止となっていました。
左側、こんなレンガ造りになっていたんですね。
このあたりはボート免許実地練習の場所になってるようで。
この護岸はこうして降りて来られる場所が多く作られたようです。
春海大橋下まで来ました。このまままっすぐ行けますが、左側上の道は橋下で閉められていました。
晴海大橋をくぐって振り返るとこんな感じ。
豊洲大橋下まで行けます。左側はブリリアのランニング場あたりかなと。
ということでここまでとなります。
開園とならなかったのはまさに市場に接する部分だったわけで、もう直接工事現場が接している状態でもなかったので、早めにその名の通りぐるりと全部が開園となると、ジョギングや散歩、護岸で釣りも出来るし、夜景もきれいだろうし、もめた豊洲のイメージも少しは回復するのではないかなぁと。
まぁそんな呑気なことをと思われるかもしれないけど、こうして回って見るとひとつの土地が大きく変わる、変えるにはお金も時間も一筋縄で行かない大き過ぎる計画で、現場に関わる人たちは今、どんな気持ちなんだろうかなぁと思ったりしました。
ここまでしていただいてどうもありがとうございました。
今後も良い方向でことが進むことを願っていますし、護岸と海との間のことに関しては、注視して伝えたいことがあるときには発言していこうと思っています。