昨夜、ぼ〜っとテレビ見ていてやっぱりつまらんので、なんかないかとチャンネル変えてたらボーリングやっていたのでそれにした。どうやら女子プロの試合のようで、プレーヤーの若い3人の女子は当然イマドキの髪型であり、メイクであり、番組として演出もダサくないよう仕立てられてる感じ。ボウリングにあまり興味がなく、子供の頃の印象からヴァージョンアップしてないせいで、どーしても中山律子という人とその時代のイメージが先行してしまう…。
写真は単なるボウリングのイメージです。

で、2018年9月14日に新しく『釣り人口、釣り市場の2017年までの推移』を書きましたので、こちらをどうぞ▶︎
ボウリング

そいやボウリングって忘れたころにちょっとブームになったりして、そしてまた忘れられて…というのを繰り返してるような気がしたのだけど、我が愛する『釣り』という趣味もなんか似てないか!?と思ったりした。

釣りっていうと、全く接点も興味もない人にとっては、水際に腰を下ろして釣り竿出してじっと釣れるの待ってるの図、まぁサザエさんの波平さんの休日のアレとか、釣りバカ日誌的なもんを想像されるんではないかと思います。基本的にそれでもよろしかろうと存じます…。

で、まずはそのボウリングって今、プレイヤー人口ってどのくらいなのかと思ってググってみましたら、2011年のデータだと参加人口で1,690万人だそうで、この業界も年々減少傾向にあるようです。参加人口っていうのは、1年に1回はそれやってみたっていう人を含めた人口ってことです。

ボウリングって大抵はボウリング場でやるもんだと思いますので、割と統計取りやすいのではないかと思いますが、釣りっていろんな場所でいろんな釣り方があるので、実際の参加人口を把握するのはチト無理のような気がします。僕みたいに夜、暗闇に紛れてのそっとあちこちの釣り場に立ち、ロッド振って釣れたらささっとデジカメで撮って逃がして誰にも会わずに帰って来る…みたいなのは釣り人口に含まれていることになってるんだろか!? 長年やって来てるけど特になんかのアンケートに答えた覚えはないしなー。

で、釣り人口でググってみると『釣り人口は970万人、余暇市場は2年連続70兆円割れ(レジャー白書より)』ってのがあったのですが、2010年の釣り人口は940万人とのことです。年々どんどん減ってますなぁ。

釣り人口グラフ
グラフ拝借させていただきます。


さらにあれこれ見て行くと、2011年は930万人で、2012年は810万人という数字を見つけました。ま、細かい数字の変動はいいのだけど、確実に減り続けている。10年前の半分ぢゃないか…。

釣りに関しては、もうすぐ3年になる東日本大震災の影響もあるという見方もあるのだけど、ボウリング人口だって下降していて基本的に自分の体を動かすスポーツ、趣味に気が向く前に何かに奪われているんだろうなぁと。

ちなみに都道府県別の釣り人口割合はこんな感じ。
釣り人口比率
社会実情データ図録さまより拝借

釣り具メーカーとか製造に関わる業者さんって関西方面が多いと思うのだけど、釣りする人も西日本側の方が多いみたいですね。

魚種別の釣り具の出荷具合からもわかるけど、ルアー釣りは増えてるんだなぁ。なんかあったっけ…。
釣種別国内出荷市場の推移

ということで、ボウリングのテレビ番組見ながら釣り人口の推移が気になったわけですが、車も売れなきゃボートも売れないという時代の流れにあって、釣り業界がなんかサボってるということでもないと思ってます。大手が若い層向けの取り組みしてたり、女性を囲い込む戦略打ち出したりしてますし。釣り具ってどんどん進化してヴァリエーションも増えて実際にリールなんて自分が使う釣りの範囲のものでさえ、認識が追いついて行ってないくらい発展し続けてはいるんですよね。

もしかしたらこうしてネットでググって見つかる数字って、ホントの数ではないかもしれない。今やいろんな分野が少数でそれぞれの文脈でコアに深化して行く時代だろうから、全国民が注目の〜〜というメジャー扱いのものってなくなって行くし目指す必要もないのかもしれないねぇ。

クラウドファンディングのサイトなんか見ていて思うのだけど、必要なものを必要な人に向けてのみ作って行く流れなのかもしれない。

と書いてから約2年が経ちまして、新たに書きました。
釣り人口の推移2005年から2014年まで。減少傾向は続く。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

pickup
おすすめの記事