2月26日に『初めてのハンドメイド!早春から使えるシーバス用ルアーを作ってみよう!』ということで、小さな教室を開催しました。
今回、ルアー作りイベントの企画を立てて、さて集客はどうしよう? と思ったときお世話になることにしたのは『Shumiru(シュミル、趣味る)』というプラットフォーム。
Shumiruは、初めての方でも手ぶらで本格的な体験ができるサービスです
釣りだけでなく、アウトドア全般で体験の機会を提供しようというプラットフォームです。外だけでなく、インドアでこうしたアウトドアに関する道具作りや、カラー魚拓体験などのジャンルもあって楽しいです。イベントを企画する側にも参加する側にもなれるShumiruのサイト、是非チェックしてみてください。
さて、今回3名さまにご参加いただきました。みなさんそれぞれこれまでに釣り、とりわけシーバス釣りをやって来られた方々です。ルアーを自作するのが初めてという方もいらっしゃいましたが、作り方はカンタンなのでビールなど飲みながら気楽にスタートしてもらいました。
今回はシーバス釣りでバチ抜け時に必要となるルアーを自作してしまおうということで、素材は長さ10cm直径1cmのヒノキ材。そして加工に必要な道具は基本、100均で揃うものをお一人ずつ用意しました。ざっとこんな感じです。
とにかく“お手軽に”を重視して1本のヒノキ材からかつて作ってみたシーバス用バチミノーはこんな感じ。
まずは1本ヒノキ材を取り出し、動き重視でやや小型の7cmに切ってもらい、尻側を細くするため鉛筆を削る要領でカッターで大まかに削ってもらいます。
基本、水平に浮いてリトリーブしたらどう前に進むのか、ヘッドの形状で変わってくることを少し説明してみました。
そのあと、サンドペーパーで滑らかにしていくなどをお伝えして、最終形は自由に作っていただきました。
ここまで出来たら、いよいよカラーリングです。まずは全体を白く塗ります。これをしておくと後でいろんな色をつける時に発色がよくなります。“お手軽に”がモットーなのでホビー用の缶スプレーで。飛沫が飛び散らないようダンボール箱の中で吹いてもらいます。
一通り下塗りしたところ。一度に濃くしようと思わないで、薄く吹いて乾かすを3回くらいやればOKです。時間があればもっと繰り返してもいいです。
それぞれ思い思いのカラーリングされたものが出てきました。
この後数回、吹いては乾かしを繰り返し、みなさんそれぞれ出来上がってきました。
これは引き波重視のI字系ですね。
こちらは引くとウォブリングする系。
色も形もアピール系!?
なんとかみなさん時間内で3本ほど作れたようです。
ハンドメイドルアーの世界は、ガチでとことんやろうと思えば深すぎる世界ですが、こんな“お手軽に”作ることも可能です。実際に昨年作ったもので釣れています。
4月になって港湾部でもバチ抜けが盛んになってきたら、作ったこれらのルアー縛りで!? シーバス釣行会をやることになってます。
自分で作ったルアーで釣れるのか釣れないのかもさることながら、作ることを楽しんでいただいてよかったです。
それでは4月を楽しみにして待ちたいと思います。