おばんだす。今日は朝から急ぎサイト作ってましてようやくひと段落。ということで、夕方結構体力を失ってからのブログとあいなります。美容師さんなんかは夕方には手が疲れてしまってるから早めに行った方がきれいに仕上がるとか。ホントかどうかはわかりませんが、確かに夕方になって来るとまぁ明日でもいんぢゃね?的な気持ちがふつふつと湧いて来るのも否定できず…。てきな。

昨日相模湾ででかいキハダマグロが釣れてると申しましたが、例えばこんなんです。
一俊丸様サイトよりちょっと拝借させていただきました。

どや、まいったかの釣果。まさかこんなのがねぇ。釣った方おめでとうございます。

海の方でこんなウハウハな話(とは言え誰でも簡単に釣れるものではない)があるなら、川ぢゃどーなんだというと、あります。鮭(シャケ・サケ)です。基本的に鮭は川で勝手に取ってはいけません。許可を受けた漁師さんや調査目的の捕獲を認められた人しか許されておらず、そうでない人が釣ったり取ったりしたら罰せられますので念のため。

で、その鮭が関東近海に注ぐ川への遡上数がここ10年でもの凄く増え続けているということです。
僕が小学生のころ江戸川で鮭が釣れたとたまにニュースになってまして、そのころから釣り好きで動物系ドキュメンタリー好きだったオイラはエラく感動したもんでした。鮭が産卵のために4年後に自分が生まれた川に戻ってくるという現象は、神秘的ということでよくテレビのドキュメンタリー番組としても放送されているので観たことあるでしょ。ま、それが東北や北海道、果てはアラスカといったところの話ではなく東京からほど近い、あるいは東京を流れる川で観られるというのだからちょっと驚きです。
例えば利根川ではこんな感じで増え続けています。


そのネタに一言【2ch】様より https://blog.livedoor.jp/hitokoto2ch/archives/1630561.html

こういう結果になるまでに地道な努力をされて来た方々がおられまして、敬意を表したいと思います。それにしてもここ10年でこの結果、単に稚魚放流してればよかったかと言えばそれだけではなくて、長い川の至るとこに設けられている堰堤の魚道を作り直したり、流域の企業や人々が流す汚水が減ったからとか今の社会情勢を反映したことが原因とか、調べればまだ理由はみつかると思います。(面倒なのでこの程度で)元々利根川が鮭の遡上の南限だと言われてますが、先の江戸川でもそうだし、多摩川でもそこそこ遡上が確認されてるようです。多摩川の場合、サクラマスってこともありますが『多摩川サケの会』のサイトを見るとこんなデータや写真が掲載されてました。すみません。こちらに転載させていただきます。

1997年10月15日 羽田付近で捕獲されたシロザケ だそうです。

多摩川での発見件数はこんな感じらしいです。

https://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/2024/hmng.html

利根川にはとても及ばないものの、まさかガキのころ釣りに出かけていたあの多摩川でこれほどの回帰率があるとは。ちょっとうれしい感じ。
んぢゃ、他の川でも鮭が上がって来てるんぢゃないのかと思ってググってみたらあった。
神奈川県藤沢市を流れる引地川。横浜市泉区に流れる泉川。横須賀市の竹川などなど。サクラマスのことまで言い出すとキリがないのでこれは外すけど、そんなわけであちらこちらの川で鮭の遡上が観られるようになったわけです。めでたいですなぁ。

まぁだけど、福島県浪江町を流れる請戸川では我々のようなマス釣り好きに調査目的の限定釣り認可、抽選で約1,000名様にプレゼントされてたんですが、当然今はそれはないし漁業もない。誰も取らなくなるからその影響で利根川の鮭も増えるということも予想されるわけで、そういう増え方はまた何か影響が出て来るのかとか思いますが、いかんともできません。

だいたい10月に入ると遡上も盛んになり、利根川まで行けば感動のシーンが観れそうです。でもまぁ密猟する輩が増えないことを願いたいなぁ。川に入った鮭は脂が抜けておいしくないと言いますんであまりムリなさらず…。
10月からまたこのライブ映像やってくれるようですのでご参考までに。
利根大堰魚道ライブ映像

追記ですが、
2018年に東京湾奥、若洲公園先端の人工磯あたりでサクラマスが釣れたという情報がありました。

ということで、2018年の春に東京湾奥でこういうことが起きたのですが、今後また同じような便りが届くのでしょうか。

期待したいと思います。

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