スーパーライトタックルロゴ
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スーパーライトタックル|SLTとは!?

〜勝手に命名してみた釣り方・タックル〜

 
 
 
船に乗り、春から秋の浅場を超ライトタックルで。
マダイ、ヒラメ、マゴチ、ハタ、ホウボウ、カサゴ、アジ、サバ、イサキなど、
小型ジグだけでなく、
タイラバ、テンヤ 、ワーム、インチク、オモフックなどを使用し、
悶絶(工夫)w しながら楽しもうという釣り方です。

加藤船長ホウボウ
2019.11.21

スーパーライトタックルで挑むマダイ、ホウボウ、タチウオetc

2019年は始動が遅いも遅いもう11月。人間やはり腰は大事。これからがスタート(≧∇≦)▶︎


 
スーパーライトタックル
 
スーパーライトジギング、マイクロジギングという呼び方で主に西日本方面でムーブメントが起きて賑わいを見せています。
 
『ライトジギング』ではなく『スーパー』を付けて差別化する意味。
 
単なるお手軽ということではなく、よりライトで繊細に挑むことに百戦錬磨のベテランをも熱くさせ、緻密な戦術・戦略を必要とさせるゲームという意味が、そこにあると思います。
 
スーパーライトなタックルで繊細に、工夫を凝らしていかに釣るか...を楽しむ。
 
小型タングステンジグを使うことで、専らエサ釣りの対象魚と思われていたイサキまでもターゲットとなり、まだまだやってみないとわからないことがあるはずです。
 
関東近海でも同様のことが可能なのではないか...
 
ひとつテンヤでのマダイ釣りが盛んな地なら、エビエサの代わりにワームの流用で狙えないか、根周りを狙うなら、ハタやカサゴなどもターゲットになります。
 
そして青物回遊魚。ヒラマサやカンパチは根に付くサカナでもあります。
 
スーパーライトタックルでの青物とのやりとりはスリリングなものです。
 
ジグ、タイラバ、テンヤ 、ワーム、オモフックといったスーパーライトタックル(SLT)を駆使して、新たなルアーターゲットを見つけていくのも、楽しいはずです!
メタルジグ20~40g

メタルジグ20~40g

タイラバ35~45g

タイラバ35~45g

テンヤorカブラ+ネクタイ+ワーム

テンヤorカブラ+ネクタイ+ワーム

オモフック20~45g

オモフック20~45g

どんなタックルが必要なのか

使用するジグ、タイラバ、テンヤ、ワーム、オモフックの重さが20〜60gのものを、扱いやすくするためのタックルということになります。
 

まずは身近なところで使えるものがないか、探してみる

●ロッド
 
超ライトリグなので、ゴツイものは不要です。
 
既に使用してるシーバスロッド、バスロッド、タイラバ、ひとつテンヤ用のロッド、キス釣り用ロッドなど。リグの重さ20〜60gあたりに見合ったものです。
 
まずはその中からスタートしてみてはどうでしょうか。
 
多少負荷がMaxオーバーしててもビシッと鋭くキャストするわけではないので、ルアーをぶら下げてみた感触で使える範囲を判断すればいいかと。
 
例えば僭越ながら自分の手持ちのものだと...
 
シーバスロッド7.2ft max25g

シーバスロッド7.2ft max25g

 
バスロッド6.6ft max20g

バスロッド6.6ft max20g

 
ベイトロッド6.3ft Max80g

ベイトロッド6.3ft Max80g

●リール

これは上記のようなロッドとのバランスで選択ということになるので、スピニングリールだと2500~3000番がメインになってくると思います。
 
ベイトリールはタイラバやタチウオで使ってきたものを流用です。60g前後のリグの時に使用。
Twin power 2500

Twin power 2500

Stella 3000

Stella 3000

ベイトリール カルカッタ200

シマノ Calcutta 200

ベイトリールAbu Garcia Salty stage BV8-L

Abu Garcia Salty stage BV8-L

●ライン

メインライン
この会のタイトル通り、PE0.8号をメインとしてます。より繊細に楽しむためにX8(8本拠り)にしたいところです(なんとX12も出て来たw)。マーカー付きのものがいいのか、なくてもいいのか、基本浅場なのでそこは好みでいいのかと。
 
リーダー
実はこれが結構迷うところです。フロロカーボンの2.5号から5号くらいなのか!? スーパーライトな装備で挑んで大鯛や5kgを超える青物が来たら! と妄想を膨らますとわからなくなります。が、スーパーライトなので基本ドラグテンション1kgとすれば、12ポンド(3号)、16ポンド(4号)で十分なのではと考えます。
 

スーパーライトなのだから、ドラグMax 1kgくらいにしておきます。実はこれが大型青物とのやりとりに必要な条件とのことです。
 
それについてのドラグ設定は以下、外房御宿は長栄丸の岩瀬船長のアドバイスを引用させていただきます。

普通のヒラマサジギングおいてはそれなりのタックルでドラグおそらく、10㎏前後が普通かと思います。

バーチカルでかけた場合はガチンコ勝負になる為に、ヒラマサも垂直の上に引かれれば当然海底に向かって突進します!この力は想像を絶する力です。

これなら10キロのテンションでも良い勝負であとはアングラーのファジー的な腕が駆使されます。
 
しかしライトなタックルで挑んで掛けた場合は、ドラグテンション1/10の1キロテンションくらいならヒラマサもまずは潮上に走り出します。

ズルズルでも同じ感じに走り出しますが、ビギナーここで焦ってしまい糸を全部出されて終わるか急にドラグを締めこんで破断するというケースです。
 
そこで掛けた場合はある程度走らせて様子をみますが、1キロテンションの場合だと走っても水深の倍くらいで必ず止まります。この止まった瞬間に主導権を握りファイト体制に入ります。

ラインはおそらく45度くらい斜めになってます。この角度付いたベクトルファイトになった場合は、ヒラマサは反対方向に行くしかない展開になり根には走れないんです。

ここがライトなタックルでも10㎏オーバーのヒラマサが獲れる秘密です。

なんだかワクワク、ドキドキするやりとりのプロセスです。早くこのスリルを味わってみたいものです。
*これを書いていたところ、あまりにも衝撃的な知らせが。長栄丸の岩瀬船長は2019年6月末に急逝されました。初めて外房ヒラマサジギングでお世話になったのは長栄丸でした。ご冥福をお祈りいたします。

●スーパーライトリグ|ジグ・タイラバ・テンヤ・ワーム・オモフックetc

さて、食わせる部分です。スーパーライトジギング(マイクロジギング)とその名の通りジグだけ使用するわけではないので、スーパーライトタックル|SLTと勝手に名付けてみました。
 
より自由に、よりライトで悶絶しつつ...
 
今のところ用意するリグはこんな種類です。これまでに集めた釣り具の中から使ってなかった、持っていたこと忘れていたものが利用できるかもしれません。
メタルジグ20~40g

メタルジグ20~40g

タイラバ35~45g

タイラバ35~45g

テンヤorカブラ+ネクタイ+ワーム

テンヤorカブラ+ネクタイ+ワーム

オモフック20~45g

オモフック20~45g

釣り場・ポイント

 
東京湾内でタイラバ船ならあるのですが、スーパーライトジギング(マイクロジギング)で船を出している船宿はまだないようです。
 
マダイのポイントとなると比較的潮の流れが早いところが多く、水深も40m以上のところが多くなりそうです。そうなるとスーパーライトだと釣りにならないでしょう。とはいえ、東京湾内でも可能性はないか、あたってみるつもりです。
 
そこで関東近海だと、まずは外房ということになります。
 
ひとつテンヤの釣りで水深5〜20mを狙っているようなところで、こちらのリクエストに応えていただける船宿さん、手を挙げていただけました。
 
 しばらくしましたら釣行予定アップいたします。
 
 
タチウオジギングタチウオジギング